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 一番身近で効果がわかりやすいと言っていいエフェクターがリバーブではないでしょうか?ミックスする時に使わない人はいないでしょう。
でも、設定項目が色々あってよく分からないからプリセットのHallかRoomをかけときゃいいや、くらいに思っている人も少なくないと思います。
今日は、わかったつもりでも実はよく知らないリバーブの種類と設定の意味を書いてみたいと思います。ここいらではっきりしておきましょう(笑)
 
 
まずは種類から
 
 

リバーブの種類

プレートリバーブ

鉄板を振動させて残響を作り出す効果。有名なのはドイツEMT社の「EMT-140」。
 

スプリングリバーブ

金属製のバネに振動による残響効果。エレキギターでよく使われる。
有名なのはFenderのアンプに内蔵されているリバーブ。
 

デジタルリバーブ

実際の残響音の発生プロセスと様々な物理的現象を電子的にシミュレートして作る出されるリバーブ。今日のリバーブといえばこれをさす。
 
 

サンプリングリバーブ

 ある環境の音響特性を録音してIRデータとして作成し、IRデータを読みこませることでその環境の空間を再現するリバーブのこと。(デジタル音楽制作辞書より引用)
それまでのデジタルリバーブより、いっそうリアルな音。
 
 
 
 
 
 
さて次に、よくプラグインのプリセットにあるプリセット名の内容はどんなものなのだでしょうか?
 

リバーブのタイプ(プリセットの中によくある種類)

 
 

Hall  

大きなコンサートホールのような空間。
 

Room  

小さな部屋、レコーディングスタジオのような空間。
 

Chamber 

意味はRoomと同じ、部屋の残響。
スピーカーとマイクを設置して実際に音を鳴らし、残響音を録るための部屋を使った昔の方法をエコーチェンバーという。
 

Plate

前述したプレートリバーブをシミュレートしたもの。ボーカルの使用に多い。
 

Spring 

前述したスプリングリバーブをシミュレートしたもの。ギターの使用に多い。
 
 
では次にリバーブの設定項目です。いつもよく意味がわからないので触らないという方は、設定の調整にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
 

よくあるリバーブの設定項目

 

Predelay

原音が鳴ってから残響音が始まるまでの時間。遅くすると原音がはっきりとしやすい。
 

Time

残響が消えるまでの長さ。
 

Size 

残響サイズの大きさ。なる空間の大きさ。一番いじりやすいツマミですね。
 

Diffusion

残響のステレオの広がりを調整する。
 

Early Reflection

最初の反射音の音量。0に近ければぼやけた感じで1に近づければはっきりする。
 

Density 

残響の密度の設定。大きい値の方がCPUの負担は増えますが音は良いです。
 

Damping

残響の減衰率の設定。音が濁ってしまうときに調整。
 

Wet

リバーブの割合。あげれば深くリバーブがかかる。
 
 
 
おわりに
 
以上、よくある設定項目についてつらつら書きましたが、ざっくりでも”このツマミは何を意味しているのか?”を知っていると、よりイメージに使いミックスが作れるんじゃないでしょうか。